真夏のドリーミングアップ!
こんにちは!今回は更新までかなり日にちが空いてしまいました…お待たせして申し訳ありません。今後はもっと更新できるようにします!
さて、今回はタイトルの通り真夏のドリーミングアップについてお話していこうと思います。
ほとんどの方は「え?なんで真夏?」と思うかもしれません。ドリミは夏にスペシャルバージョンをやる訳でもなく、リハブ期間がある訳でもありません…
実は、ドリーミングアップはかなり暑さに弱いパレードでもあると言われているのです。
なぜ暑さに弱いのかと言いますと、その理由はそれはダンサーさんのコスチュームにあります。まずは先頭のダンサーさん達のコスチュームを見てみましょう。
このコスチューム、パッと見ただけではノースリーブに見えるかもしれません。実は、違います。もっと分かりやすく、拡大して見てみましょう。
よく見ると、肌が見えていると思われている部分はほとんど肌と同じ色のアンダーウェアです。しかも、首元から手の甲までグローブのように覆われていることが分かります。これでは暑い時期はかなり暑そうです。
次に先頭の女性ダンサーさんに続いて登場する、旗を持った男性ダンサーさんのコスチュームを見てみましょう。
このコスチュームは見たところ長袖で襟が首までしっかり詰まっているので、先程の女性ダンサーさんのコスチュームよりも暑そうに見えます。また、このダンサーさんは長い旗を振って踊るので、他のダンサーさんよりも動きが激しいでしょう。なので、暑い時期になるとほとんど見かけなくなってしまいます。パレードの先頭と最後を飾るポジションなだけに、見られなくなると少し寂しくなってしまいますね…。
他にも様々なコスチュームのダンサーさんがいますが、真夏のドリーミングアップは歴代のお昼のパレードの中でも高確率でダンサーさんがカットされやすくなると言っても過言ではないでしょう。
パレードの所要時間ですが、スタート地点から出発してトゥーンタウンのゴール地点に戻るまで約40分かかります。つまり、ダンサーさん達は約40分もの間、暑いコスチュームを着て踊り続けているのです。ドリーミングアップは通過型なので、スペシャルイベント等のパレードのようなショーモード(停止)はありません。しかし、ほとんど踊り続けているような振り付けばかりなので、かなりハードだと思われます。他のパレードではダンサーさんが手を振ってくれたり、アドリブのような場面も見られました。でも、ドリーミングアップはそのような場面が少なく、ダンサーさん達はほとんど踊りっぱなしでパフォーマンスしている印象があるため、かなり体力を使いそうです。
さらに、最近はひと昔前と違って夏の気温がかなり高くなります。数年前は30℃でとても暑いイメージがありましたが、今では気温が30℃を越えるのが普通になってきています。この高気温の中、暑いコスチュームで長時間踊るのは熱中症になる可能性が高くなるため、かなり危険でしょう。
だから、暑い時期になると一部のセクションのダンサーさんが出演しなくなったり、振り付けや演出が変更したりすることが多くなります。真夏は完全版のパレードがほとんど見られないと言っても過言ではありません。実際に昨年の夏は、旗のダンサーさんやズオウのダンサーさんが乗っているセグウェイ(乗り物)が出てこない確率が高かった記憶があります。ちなみに、ズオウのダンサーさんには夏服があるようです。
これらの要因から、ドリーミングアップは暑さに弱いというイメージが強いパレードとなっています。正直、ドリーミングアップを絶対に完全版で観たい!という方には、真夏に観ることをあまりオススメできません。でも、例えダンサーさん達が出てこなかったりしても、魅力や見どころは沢山あります!特に最後のピーターパンとウェンディが空を飛ぶ場面は必見です!
完全版が観られないのは寂しくなることもあるかもしれませんが、そんな時期こそ今まで目を向けてなかった部分にも視野を広げてみるのも、楽しみ方のひとつだと思います。例えば、たまにはフロートの細部を観察してみたりするのも良いかもしれませんね♪
最後になりますが、ここでお話したことはあくまでゲスト目線なので、実際の事情は全く違うかもしれません。あくまで個人の意見ということで捉えて頂ければと思います。
これから暑くなってきますが、熱中症に気をつけてパークを楽しみましょう!